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不来顧手について
「不来顧手」は、最も早い段階で練習を始める単式拳です。カテゴリーとしては套路「閘勢」の中にあり、左右連続するものを「連環手」という場合もあり、歩を進めず三連打するものを「一馬三箭」といいます。虎歩に直突きを載せた技法といえます。基本は順突き、中国武術でいうところの順歩捶(右拳で打つときには同時に右足を踏み出す)となります。
不来顧手とは、どういう手を指すのでしょうか。不来顧とは日本語に訳すと「でんでん太鼓」なのです。つまり、でんでん太鼓の手もしくはでんでん太鼓を持った手という意味です。日本では子供のおもちゃですが、本来はれっきとした太鼓でした。物売りが街を歩きながら鳴らしたもので、かなり大きなものです。道具からイメージできるように、手の回転を用いる技法です。ただし、スクリューパンチであるとか捻って打つという感覚は当てはまらないと思います。
奥の深さは尋常非ざる也といえます。初心で取り組むという難しさも加味されますので、一朝一夕では到底うまくいきません。残念ながら、うまくなるポイントは情報として伝達できません。いうまでもなく、独習も避けたほうが懸命でしょう。

# xinyi-club : 2005年3月 3日
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