| [ 技法の小部屋:戴式心意技法 ] |
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追風炮 zhuifengbao
結んで開く、という表現がよく似合う単式拳です。自分の面前で手を交叉させる「起」と腕を捻るように裏拳を打ち落とす「落」で構成されています。左右連続して練習します。歩法は基本の把式である「虎歩」になっています。記事では「白鶴亮翅」とでてきましたが、これは套路「閘勢」の中の技法で、把式や腕の落とし方が異なります。
心意はいわゆる「縦回転」の技法であり、「横回転」の身法を意識しません。言い方を換えると、相手に対して正面を向き、相手に側面を向けることはスタイルとしてはない、ということです。河南の心意六合と山西の六合心意の差異がこれに当たります。両者の違いについてここでは触れませんが、追風炮は歩法の妙を加えることにより、心意では希有な横回転的な効果を発揮します。端的にいえば、左右の転換/転身です。単なる打撃技ではなく、固めや投げが容易になります。
中国武術では擒拿術といわれる固め技が知られています。心意でも2人で組んでおこないます。それらは身体感覚などを学ぶためのものと考えられます。技法としては実用性が高いとはいえません。追風炮などでは、法則性を持った固めを掛けていきます。簡単にいうと、梢節から根節に向かうように技を繰り出し固めてます。たとえば、手首から肘つづいて肩、首をきめていく、そういう感じです。最終的には背骨に向かっていきます。

# xinyi : Feb 28, 2006
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