| [ 戴式心意拳DVDガイド 招法 ] |
|編集|
|
仕掛けについて
この期に及んで用語の定義もいかがなものか、少々うんざりされる向きもありましょうが、本編で取り上げた以上は触れないわけにはいきません。招法とは戦術を伴った技の運用なのだ、という感じでまとまるのですが、これではなんのことか全然すっきりしません。
一般論的にお話しさせていただきます。まずは「仕掛ける」ということに絞ってみましょう。まずは先制攻撃・先手・先の先ができるか、できないか。もしくは伝授されたかどうか、練習しているかどうか、その点が重要になります。とある方から聞いたことがあります。「中国拳法には受け手ばかりで、攻め手がありませんねえ」と。これだけ聞いても、多くの実践者は同意できないでしょう。しかし、実際に検証すると、恐るべき結果が待っているかもしれません。敵が目の前に立った場合に、多くの技法を身につけて練習もして用法を理解しても、ほとんど無意味に思えてしまうほど、簡単には仕掛けることができないのです。
本編では立たせた相手に打ち込んでいくシュチュエーションで構成されています。他のチャプターのおかず映像でもほとんどが同じになっています。このシュチュエーションに疑問を感じる人もいるようです。動かない相手に仕掛ける意味はない、といった論も目にしたことがあります。確かに動かない相手を攻撃することに意味がないかもしれません。それは最終段階での話です。つまり、段階によっては大いに意義があります。その第一歩として、立たせた相手に仕掛ける練習をするのです。
さらにいえば、心意の技法を見ていただく際に、できるだけ明快にはっきりとした形が顕れるケースで見ていただく必要もあります。相手の出方が制限されない場合だと、予定どおりに映像が撮れない可能性もあります。
# xinyi : Mar 4, 2005
a>

