[ 戴式心意拳DVDガイド 歩法 ]
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歩法と称する把式

おかず映像ではテロップを入れて心意で用いられる歩法の一部を紹介してあります。心意では10種類の動物の名前を冠した「十大形」という技法があります。それらの脚さばきの中からはじめに「虎歩」を練習します。簡単にいえば弓歩から弓歩への連環です。その間に「寸歩」が入っています。この脚さばきは威力を出す把式(架式)です。移動式の丹田功(搬丹田)です。この後に登場する心意の多くの技法がこの虎歩で構成されています。

発勁のために心意では、前進しながら弓歩を作ることが基本となります。意外に思われるかもしれませんが、体の移動と発勁がセットになるのはかなり珍しいはずです。解剖学的にも困難な動きです。先立って、身法が身に付かなければこの把式はできません。心意の弓歩は比較的に歩幅が狭く、低くならないのも特徴といえます。

他門派との比較はあまり意味がありません。たとえば、歩幅の広い狭いについてもどちらが優れているとはいえません。どちらにも長所短所が備わっているからです。河南の心意六合と比較することがあったりしますが、歩幅の広い狭いではありません。なぜそうなるのか、もっと違うポイントを見る必要があります。簡単にいうと、威力の出し方の違いと戦術の違いからきています。当然、どちらが強いとか優れているという比較はできません。

# xinyi : Mar 4, 2005