| [ 戴式心意拳DVDガイド 磨手 ] |
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磨への遍歴
さて、話が急に飛躍します。歴史への探訪を少々、黄土のいにしえに想いを馳せてみましょう。姫際可によって心意が槍から編み出されたという伝承・言い伝えが残されています。槍の操法について具体的にはここでは触れませんが、技術論的には現在の体系の中ではその名残りというか、要素が伺い知れるのは磨にあると考えます。
「磨」という技術は徒手拳法でおこなう練功としては特異といえます。相手の腕を掴むこともなく、握ったりもしません。とはいえ、打撃系格闘技のようにナックルをすぐに相手から離すことをしません。このことが重要です。徒手での練習法ではありますが、そのスタイルは武器術と共通します。槍・棍などでの攻防は、相手の兵器を躱したり抑えたりする場合は、こちらも得物を持っていますから、当然ながら掴んだりできません。こちらが手持ちの兵器を離してしまうわけにはいきません。つばぜり合いのような状況になってもならなくても、力んで抑えにかかることは圧倒的に危険な状況になります。相手の兵器が即座に勁道を変え、襲いかかってきます。防具剣道のような打突競技はつばぜり合いをのぞいては、相手の得物に接触させることはありませんので、参考にはならないかもしれません。
力まずに威力を出す、という命題を追求してくならば、攻防においても独特になってきます。「磨手」での練習が、そのままということではありませんが、日本武術でいう「合気」的な要素もはらんできます。
# xinyi : Mar 4, 2005
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