[ 戴式心意拳DVDガイド 磨手 ]
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磨と推

心意には太極拳の推手に似た練功法がある、ということで以前に脚光を浴びたのですが、その実体が「磨」と呼ばれる練習法です。陳家太極拳の推手では競技が開催されるなど、独自の発展を模索しているようです。太極拳との関連についてはなんともいえませんが、表面上は似通っていても、内実は同様の練功とも思えません。

心意の磨では太極拳と同じく、1対1のシュチュエーションでおこないます。ただし、決まった形式がありません。本編の映像は、これまた打ち合わせリハなしの、一発撮りです。つまり、同じことは二度とできません。練習者がある程度のレベルに達すると励行されます。柔らかいのは当たっていますが、スピードがゆっくりとはいえません。

体系の中での位置づけですが、攻防の要領を安全に身につけていくためにおこなう練功といえましょう。いろいろと要点はあります。力まないことやスムーズに前進後退ができること、相手の攻撃の起こりを察知・回避して逆転の期に導くことなど、です。組手的な練習の前段階ともいえます。

武術における安全性というのはある意味では、永遠のテーマです。

# xinyi : Mar 4, 2005